うつ

パニック障害の3つの症状であるパニック発作、予期不安、広場恐怖が繰り返されて慢性化していくと、うつ病を併発してしまう場合もあります。うつ病を伴うパニック障害の患者さんは少なくないようです。

うつ病とは、憂鬱、意味もなく悲しい、落ち込んでいる、やる気がでないというような感情が慢性化してしまい、ふさぎ込んでしまった症状を言います。うつ病は心だけの病ではなく、身体に現れる場合もあります。頭痛、めまい、息切れ、胃のもたれ、食欲不振、性欲減退など...。


うつ病の原因のひとつとして考えられているのが、脳内神経伝達物質のバランスの乱れです。脳内神経伝達物質の中でも脳からの命令を体に伝える働きを持つセロトニンやノルアドレナリンが関係していると考えられています。パニック障害の原因も同じように考えられているのです。


また、パニック障害の症状に予期不安と広場恐怖がありますが、どんどんふさぎ込んでいく悪循環を繰り返すことでうつ病になってしまうのは、十分に考えられることです。


このように、パニック障害とうつ病は深い関係にあり、さまざまな症状を把握したうえで、適切な治療が不可欠であると言っても良いでしょう。パニック障害であるうえにうつ病と診断されてしまったら、さらに落ち込んでしまいそうですが、原因は同じですから、そんなに悲観することはありません。

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