EMDR

"EMDR"とは、フランシーン・シャピロによって開発された心理療法で、"PTSD"をはじめとして、パニック障害や恐怖症などに対する有効性で注目を浴びています。

EMDR は、一定の速度で左右に振られるセラピストの指を患者が目で追い、過去の外傷体験を思い起こすという方法で、外傷体験に対する脳の働きを促進させることにより治療効果を得るというものです。


眼球運動には脳を直接的に刺激する働きがあり、脳の情報処理のプロセスを活性化させる効果があると言われています。


EMDR が特に PTSD に対して有効性を発揮するとされていますが、PTSD とは、暴行や虐待、事故や天災などといった出来事を体験した後、精神面や生活面に支障を来たす症状を言います。強い不安感や恐怖感、前向きに考えられない心理状態という点では、パニック障害も同じと言えるでしょう。また、PTSD がパニック障害を誘発するケースも少なくありません。


EMDR の情報交換、EMDR の健全な発展を目的に立ち上げられた日本EMDR学会は、およそ460名ほどの精神科医、診療内科医、臨床心理士などによって構成され、今後さらに発展していくと思われます。

EMDR に関する情報は2000年に立ち上げられたホームページ www.emdr.jp をご覧ください。

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