パニック障害の診断基準
パニック障害の診断基準は大変複雑です。なぜなら、症状が複数あるうえに、同じ症状を引き起こす疾患が複数存在するからです。パニック障害の基本的な症状として、パニック発作、予期不安、広場恐怖があげられます。
・発作時の症状(めまい、呼吸困難、不安感や恐怖感など...。)
・発作の状況(発作が起こった時期、どれくらいの時間、今までに何回、どれくらいの間隔でなど...。)
・思い当たる原因(環境の変化や事件、仕事、日常生活、人間関係など...。)
・家族構成と生まれ育った環境、学歴、職歴・病歴や持病・酒、たばこの量
パニック障害であると診断するのに最も重要な質問は、発作時の症状です。
基本的に4つ以上のパニック症状が認められたらパニック障害であると診断されます。(3つ以下の症状でも低レベルのパニック障害であると診断されます。)
そして、これらの症状が他の疾患によって引き起こされているものでないことを検査しなければなりません。例えば呼吸困難の症状が見られた場合、喘息や呼吸器系の疾患が考えられるでしょう。また激しい動悸や心臓の痛みを感じた場合は狭心症や心筋梗塞が疑われます。
体に異常が全く見られなかった場合、パニック障害として診断されることになるのです。