脳内神経伝達物質のバランスの乱れ

パニック障害の原因ははっきりと解明されていません。しかしながら長年の研究の成果も現れ、最近では、脳内神経伝達物質がパニック障害に影響を及ぼしていることが確認されたようです。

脳内神経伝達物質とは、脳内における情報交換を行ったり、脳からの命令を体に伝える働きを持つものを言います。


このような働きを持つ脳内神経伝達物質の中でもセロトニンやノルアドレナリン、ギャバ、ベンゾジアゼピンが深く関わっており、セロトニンやノルアドレナリン、ギャバ、ベンゾジアゼピンのバランスの乱れがパニック障害の原因の一つとして考えるようになりました。


パニック障害の治療に使用される脳内神経伝達物質のバランスを調整する薬の効果からも、パニック障害の直接的な原因が脳内神経伝達物質のバランスの乱れにあるというのは、専門家の一致した見解であると言ってよいでしょう。


パニック障害には、呼吸困難や心臓の激しい動悸、多量の汗、手足の震えなど、様々な器官において様々な症状が見られますが、原因はそれぞれの器官にあるのではなく、脳にあるというわけです。諸器官の検査を行っても全く異常が見られないはずです。


ただし、脳内神経伝達物質のバランスの乱れを引き起こす原因には個人差があり、明らかになっていないようです。

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